こんにちはモンニクです。
今回はビジネスの入門にオススメ本の紹介をしていきます。
現在会社員であってもフリーランスであっても関係なくためになる本を紹介していきます。
比較的読みやすく、読書が苦手な人でも挫折しにくいものをチョイスしています。
Contents
ビジネス書入門におすすめの本5冊
私の自己紹介をしておくと、現役のサラリーマンで東証1部上場企業の管理職です。
最近は月5冊程度は本を読んでいますのでそこそこ読んでいる方かなと思います。
そんな私がオススメするビジネス書5選です。早速紹介していきます。
オススメビジネス本①:『嫌われる勇気』
かなり有名な本なので、すでに読んだことがある方も多いのではないでしょうか?
『嫌われる勇気』は、人生に悩みを抱えた1人の青年と哲人との問答形式で進んでいく自己啓発書です。
この本の根底にはアドラー心理学があり、アドラー心理学に基づいて青年の悩みに対して哲人が答えていくというものです。
- 「人目を気にしてやりたいことが出来ない」
- 「人から認められたくても認められず苦しい」
- 「人間関係に悩んでいる」
こんな悩みを持つ方に一度は読んでほしい一冊です。
『嫌われる勇気』を読むメリット
『嫌われる勇気』には様々な対人関係における提言があります。
例えば
- 課題の分離
- 承認欲求の否定
- 劣等感は主観的な物でしかない
などが挙げられています。
安直な言い方をするとドライな思考法であると言えます。
「人は変えられないし、人を変えようとすることこそ自己中心的な発想である。」
「他人の期待に答える生き方は苦しみを生むだけだからやめよう。」
「自分が感じている劣等感は自分しか気にしていない。」
こういった考え方を完全に自分のものにすることは至難の業ですが
考え方の1つとして知っておくと、対人ストレスを軽減できることがあるでしょう。
事実私もこの本の考え方には影響を受けていて、以前よりも生きやすさを感じています。
オススメビジネス本②:『大人のための読書の全技術』
そもそも本を読むのが苦手で今まで本を読んだことがあまりない、そんな方もいるのではないでしょうか?
もしくは上司や親から本を読めと言われて読まなきゃいけないのは分かってるんだけど、読む気が起こらないという方もいるでしょう。
私も読書があまり得意ではなかったのですが、ある考えを変えてから読書が捗るようになりました。
読書が苦手な人の思い込み
読書に対して苦手意識がある人は「ある思い込み」をしていることが考えられます。
- 最初から読み進めなきゃ・・・
- 買ったからには最後まで読み切らなきゃ・・・
- 面白くなくても読み続けないと・・・
こんなふうに思ってたりしませんか?
本を効率的に楽しく読むためにはこれらは全て一旦忘れましょう。
『読書の全技術』には読書技術とメリットが濃縮されている
例えば
- 面白そうなところをつまみ読み
- 最後から読んで大まかに内容を把握する
- 全体の2割を読んで内容を把握する
などが挙げられています。
「あ、最初から全部読まなくても良いんだ」とこれを読んで気づけました。
全て一言一句飛ばさず読み込むのを良いですが、忙しい現代人にはなかなか難しいですよね。
そこでこれらの読書術を駆使することで、効率的に気軽に読書ができるようになります。
結果として多くの本に触れられるので語彙力や教養が身につきビジネスマンとしても人間としても深みのある人物になれます。
オススメビジネス本③:『コンサル一年目が学ぶこと』
3冊目は『コンサル一年目が学ぶこと』です。
「え、コンサル向けの本なんじゃ?」と思われた方安心してください。
コンサルであろうとなかろうと関係なく。普遍的なビジネススキルが学べる1冊となっています。
文章も非常に読みやすいです。2、3時間あれば読めます。
『コンサル一年目が学ぶこと』オススメスキル紹介
紹介されているビジネススキルの中でも特に役立つものを紹介します。
雲・雨・傘
ロジカルシンキングの基本ですが、クライアントや上司に何か提案をする際に役立ちます。
「雲」⇨空を見ると雲が出ている⇨事実
「雨」⇨雲が出ているから雨が降りそうだ⇨事実を元に解釈・予測
「傘」⇨雨が降りそうだから傘を持って行こう⇨解釈や予測に対しての行動
多くの人は報告や提案をする際に「雲」しか調べず報告して「だから何なの?」と怒られたことがあるのではないでしょうか。
仮説思考とも通じるのですが今ある事実に対し、自分なりに考えて「今後こうなるのではないか」「こうしていくべきではないか」
と考えたうえで報告や提案をするのができるビジネスマンです。
本の中では一貫して自分で考えて自分の意見を持ってビジネスにあたることが成長につながると述べられています。
考え方を学ぶという意味でもこの本は読みやすくオススメですので、新卒社会人だけでなく中堅の方でも一読してみるのをオススメします。
オススメビジネス本④:『0秒思考』
1日10枚のメモ書きを行うことで思考力向上、ストレス軽減につながるハウツーが書かれた本です。
非常に簡単でかつ仕事でもプライベートでも活かせるハウツーなのでぜひ実践していただきたいです。
『0秒思考』におけるメモ書きのやり方
用意するもの:A4 のコピー用紙とボールペン
これだけで良いです。以下サンプルを用意しましたので参考にされてください。
今悩んでいることや、今後どうなりたいか、をタイトルに書いてそれについて考えていることを書いていきます。
- ブログを継続するためには?
- 夏までに体重を5キロ落とすには?
- 朝活を続けるためにはどうすれば良いのか?
- 部下育成が上手くいかないのは何故なのか?
- 部長は何故あんなにキレやすいのか?
こんな感じで他愛のないものから人間関係の悩みまで何でも良いです。とにかく思いついたことを書いていってください。
フワフワした自分の考えを文字という形にできるので頭の中がスッキリするというのもありますが、
ストレスを軽減できるというメリットもあります。
メモ書きによるストレス軽減効果
最近の研究では、不安や悩みを紙に書き出すことによってストレスを軽減できるというものもあります。
人間関係の悩みや、特定の個人に対する怒りやモヤモヤ、
「こんなこと書いても良いのかな」と思うようなことでも取り敢えず書いてみてください。
不思議と怒りや不安はスーッと消えていくことがあります。書くという行為によって自分の中から吐き出すことで少し気持ちが落ち着きます。
ただしメモの保管は厳重にしてくださいね!誰かに見られると恥ずかしいですからね(笑)
オススメビジネス本⑤:『Search Inside Yourself』
こちらはマインドフルネスいわゆる「瞑想」についての本です。
具体的なマインドフルネスの実践法が書かれており、初心者でも取り組みやすい内容となっています。
「瞑想」と聞くと何かスピリチュアルなもの、胡散臭いものと拒否反応を示す人がもしかしたらいるかも知れません。
私も最初は胡散臭さが拭いきれなかったのですが、本を読み進め、本に書かれているマインドフルネスの実践を行っていくうちに認識を改めました。
脳科学的にも毎日マインドフルネスを行っている人はそうでない人に対して、注意力や幸せに感じる値が高いということが明らかになっています。
集中力が上がれば仕事の効率も上がりますし、
幸せに感じる値を高めることができれば、人に対する思いやりも高めることができるということです。
仕事や人間関係でイライラすることがあっても感情のコントロールができれば、トラブルや口論を回避することができます。
長期的にみて人生にプラスになる習慣ではないかと思いますので、この本を元に実践をしてみることをオススメします。
この記事のまとめ
今回紹介した本は実際に私が読んで、読みやすさと実用性を総合的に判断して選びました。
一冊でも興味を持っていただければ幸いです。
今後も読んだ本の感想やオススメ本の紹介をしていきますので是非ご覧ください。
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