バイクに乗りたいけど免許取るの大変そう・・・
女性だけど取れるか不安・・・
費用はどれくらいかかるの?
ヘルメットやグローブは準備しないといけないの?
Contents
バイク免許取得から購入までのフローチャート
色々疑問が頭を回りハードルが高くなってしまっている方は多いのではないでしょうか。
そんなあなたの背中を押す記事になれば幸いです。
前提としてMT(ミッション)バイクで話を進めていきます。
私自身
普通自動二輪→普通自動車→大型自動二輪と免許取得してきました。
その中での気づきなども合わせて参考にしていただければと思います。
バイク免許とは
バイク免許には大まか3種類あります。
乗りたいと思ったバイクやライフスタイルに合ったものを取得していきましょう。
小型二輪免許(原付二種)
125cc以下のバイクに乗ることができます。
このクラスは原付と違い、30キロの速度制限や二段階右折などの制限が解除されています。
しかも維持費は原付並みの安さなのでコスパ重視の方はお勧めです。
ただし高速道路・自動車専用道路には入れないためその点は注意が必要です。
個人的には普通二輪免許と費用と授業コマ数共にそこまで変わらないため、余裕があれば普通自動二輪の取得をお勧めします。
免許取得費用としては免許無しで
8〜13万円あたりで考えるといいでしょう。
普通二輪免許
400cc以下のバイクに乗ることができます。
このクラスから高速道路・自動車専用道路を利用できます。
街乗りでは125cc以下でも快適なのですが、エンジンが大きい分余力がありますので長距離ツーリングや高速域での巡航は相対的に楽です。
250cc以下なら車検もありませんので、維持も楽です。
免許取得費用としては免許無しで
9〜16万円あたりで考えるといいでしょう。
教習所によって値段にかなり差がありますので、費用を抑えたい方は要チェックです。
大型二輪免許
排気量の制限無くバイクに乗ることができます。
ちなみにかの有名なバイクメーカー、ハーレーダビッドソンなどの殆どは大型バイクです。
ハーレーに憧れて大型を取得する方、したい方も多くいるのではないでしょうか。
大型を取得するメリットとしてはバイクの選択肢が大幅に増えることと言えるでしょう。
最近では400cc以下特に250cc(ニーハン)の市場が拡大傾向にありますが、それでも大型バイクのシェアは高く、ラインナップも充実しています。
乗り味に関してもパワーが断然違います。少しアクセルを捻っただけでも体が置いていかれそうな勢いがあります。このパワフルな乗り味に魅了されると中型バイクでは物足りなさを感じるかもしれません。
免許取得費用としては
6〜10万円をみておくと良いでしょう。
免許無しからいきなり大型教習可能な教習所も存在しますが、(その場合は15〜20万以上)
普通自動二輪免許を取得していないと申し込みができないところもあります。
教習所選び
さあここからは教習所選びのポイントです。
ポイント①再検定や技能補習料金無料の教習所
技能教習や卒業検定など要所要所に実技テストが設けられているのですが、
このテストに合格できなかった場合、合格できるまで補習を受けることとなります。
教習所によっては補習料金は追加で徴収するところがあるので注意が必要です。
入所費用以外に色々なオプション料金をとってくるようなところもお勧めはできません。
ポイント②指定自動車教習所(公認校)を選ぶ
教習所には公認校と非公認校の2種類が存在し、
公認校で全ての技能実習と座学をクリアし卒業証書を貰えば試験場での技能試験を免除され、筆記試験の合格のみで免許が交付されます。
対して非公認校はざっくり言ってしまえば、技能教習はできるが卒業証書はもらえない教習所です。なので免許試験場での技能試験をパスする必要があります。
この試験は例えるなら裸でエベレスト登頂を目指すぐらいの難易度です。
なので初めて免許を取得される方はお金と時間はかかりますが、より確実な公認校での教習をお勧めします。
教習開始
初めて免許を取得される方は技能教習と学科教習を受講する必要があります。
基本的に技能実習は事前予約制で、学科は決められた時間割に従って教室に行きます。
第一段階、第二段階と分かれており合計で技能20コマ、学科25コマ程度の数をこなす必要があります。
技能教習
●事前準備
ヘルメットと手足のプロテクターは教習所が貸し出しを行なっているので準備は不要です。
なので準備しておくものは以下2点で大丈夫です。
・軍手もしくはライディンググローブ
※軍手は滑り止めがないタイプをお勧めします。
アクセルに滑り止めが引っかかり誤作動などにつながる恐れがあるため。
・最悪破れても良い長袖長ズボン
ヘルメットは自前のものでも良いですが、慣れない運転で転倒のリスクもありますので傷がついたり破損の恐れもあります。嫌な方は教習所のヘルメットを使いましょう。
- メディア: Tools & Hardware
●大まかな技能実習の流れ
- バイクの引き起こしや取り回しの練習
- 発進と停止
- 発進と変速(ギアチェンジ)
- 各コースの練習 交差点・踏切・坂道発進・一本橋・S字クランク・8の字・スラローム・急制動など
- 3と4のコースを組み合わせたサーキットトレーニング
教習の進め方としては教官からメガホンもしくは停車時に指示を受けその通りに走る、です。
実際に走る→改善アドバイス→走る→改善アドバイスの繰り返しです。
学科教習
標識や道路交通法などを学びます。
道路に出た際に事故を起こさず安全運転ができるようしっかりと勉強しましょう。
空きコマに教習所のeラーニングなどを使い効率的に学習を進めましょう。
卒業検定
さあいよいよ卒業検定です。
バイクの卒業検定は卒検用のコースを覚える必要があります。
これがなかなか大変で検定当日は緊張で頭が真っ白になりコースを忘れそうになります。
コツとしてはイメージトレーニングが重要です。卒検のコース表が事前に配布されます。それを用いて何度も頭の中でコースを走ってください。
免許試験場筆記試験
教習所を無事卒業できたら試験場での筆記試験が待っています。
まだ試験があるのか!と思われるかと思いますがハンドルを握るということはそれだけ責任を伴うことなのだということです。
内容としては学科教習を真面目に受けていれば問題なく解けると思います。
これに合格すれば晴れてその場で免許交付です。
女性のバイク免許取得は難しい?
結論、難しくはないと思います。
事実私と同時期に教習を受けていた方で女性は3割ぐらいいらっしゃいましたが、ほとんどの方は卒検に合格されていたようです。大型を受けている方もちらほら見かけましたよ。
取り回しや引き起こしで苦労することがあるかもしれませんが、教習車は装備品が多く重量が重くなってます。なので教習車の引き起こしや取り回しができないからバイクに乗れない、なんてことはありません。中型バイクにはもっと軽量でもっと足つきのいいバイクはいくらでもありますから。その点心配はいらないかなと思います。
念願のバイク購入
さあ、ここまできたらいよいよ念願のバイク購入です。
購入する場所に関しては、中古か新車かによって変わってきますが最初に乗るバイクは余程のこだわりがない限り中古でいいかなと思います。理由は立ちゴケなどのリスクが高いからです。練習用と割り切って買うのもありかなと個人的には思います。
教習所で紹介されているバイクショップなんかかがあればそこに行ってみるのもいいかもしれません。近くになければネットで探すのもありです。
こちなら全国の中古バイクの在庫を画像付きで閲覧できますので、理想のバイクを見つけやすいです。目当てのバイクがある方、逆にまだ決まっていない方も参考になると思います。
ちなみに私は免許取得中もこのようなサイトを眺めてモチベーションを維持していました。
バイクの維持費なんかも別記事で書いてます。
この記事をみた方が最高のバイクライフを送れることを心から願っています。